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●自動ドア修繕

お盆、明けましたね。

みなさん、ゆっくり休めましたか? お盆明けも張りきって頑張りましょう!


今朝、入善町・中山建設(株)様から自動ドアの修繕工事の依頼がありました。

中山建設さんは、あわの産婦人科さんのメンテナンスも請け負っておられます。 8/12に自動ドアの開閉ができなくなったらしいのですが、あわのさんが「お盆だろう」と電話はお盆明けにされたそうです。

気を使っていただき、有難うございます<m(__)m>


さっそく現場に行って状況確認。

自動ドアの開閉がうまくいかない時は、ちょっとしたコトが多いです。

下の溝に大きなゴミが詰まっていたり、振れ止め部品が欠落してエンジンに負荷がかかってるだけとか。

勝手に開いたり、開いたままになる場合はセンサーが床に落ちている"ちょっとしたモノ"に反応してる事が原因の場合もあります。

外のセンサー下に水たまりがあると、日光でキラキラとしてセンサーが人と勘違いして開く場合もあるそうです。昔、YKKAPの自動ドアの施工講習会で習ってきました。


現場に着き、主電源をいれてセンサー前に立ってみると・・・やっぱ動かんな。

なにか遺物によりエンジンに負荷がかかってる異音もなし。 電源をきって手動で動かしてみてもスムーズに開閉できる。 エンジン本体かセンサーの故障か!? 大事になるな~(-_-;)・・・と、カバーを外しました。


お? なんかアングルみないなの外れてる・・・戸車に押されて移動してる様です。

コレが戸車に負荷をかけててエンジンが安全の為に停止するのか!


ナンか細いアングルが左上から右下に向かって写ってるでしょ?

実はコレ、レールカバーでホントはレールの上にのって真っ直ぐになってるモノ。


扉が開閉してる内に何かの原因でちょっとずつ移動したみたいですね。

右側の縦枠で逃げ場がなくなったレールカバーが持ち上がったんですね。

扉を外し、レールをセットし直します。

そして電源ON! ・・・し~ん・・・。 あれ?

なんでぇ~?? と2~3回電源をON・OFF! 小さい音で”パチっ”と鳴ったのが聴こえました。

スイッチか? と、よ~く見てみると・・・。

あちゃ~(>_<)

レールカバーと一緒にスイッチBOXも動いたみたいで、配線にたるみができてベルト付近まで盛り上がってる!


ベルトに接触してて断線してました。

YKKAPで講習を受けた時に、配線の取り回しには細心の注意が必要!と習ってきました。

施工業者さんには、いろんな場合を想定して

もう少し上手く取り回ししてほしかった。


スイッチには特殊なコネクターが付いてるし、注文しても時間がかかる。

軽い断線なので、ウチでもいいんですがメンテに入ってる電気屋さんに来てもらい間違いない施工で。


無事、復旧完了です!

ついでにクリーニング・グリスアップを施してスムーズな開閉を取り戻します。


なんにせよ、エンジン本体の破損ならまだしも、火事にならなくて良かった(ホっ・・・)

店舗など、開閉回数が多い場合は定期的にメンテナンスに入ってもらった方が安心ですね。