●やっぱり「和」がおちつく( ◠‿◠ )

こんばんは!

先日、坂東建築設計(現:家印株式会社)さんの現場にいってきました。

坂東さんは私の弟(インテリア・イタモト)と同級生で、私も所属していた朝日中学・柔道部という事で可愛がって頂いております(#^^#)

 

私の勝手な想いですが、家印さんの設計される空間は"シンプルかつ和モダン"でしょうか。

とても""を大事にされています。一緒に設計・現場を管理されている三谷さん・鈴見さんもそうですね。

 

滑川市で増築された現場ですが、最近は少なくなってきた"黒塗り"の建具も納めさせていただきました。

私が仕事を継いだ頃は黒塗りの建具もけっこうありました。

ドシっと重みのある(見た目)落ち着いた雰囲気で「和」をいっそう強めてくれます。

 

建具本体に”塗り”が加算されるので、どうしても割高となってしまいますが私的には”価格以上の価値観”がでていると思います。

洋室が増えたコトで木製建具は減ってきていますが、ウチが取引させて頂いてる設計士さん・工務店さんは”和”も忘れていません。 ホント有り難い(嬉しい)コトです<m(__)m>

 

塗装屋さんに依頼すれば、お好みの色合いで建具が仕上がります。 お部屋の雰囲気に合わせて洋風にも和風にも

モダンにもなります! 塗装はその空間にぴったりの"色"をだしてくれます。

 

黒塗りは"黒"ですが(他にもウルミ等もありますが)"重み"がでるように思います。

"和"を強調したいのであれば”黒塗り”をお勧めしたいですね。

残念ながら、仕上げ工事日にお施主様がいらっしゃらなかったので黒塗り建具は撮影出来ませんでした。

幅広の障子戸・中連障子・押入れ襖ですがとても雰囲気よかったです。

 

黒塗りは”塗りの厚み分”を頭にいれて制作しなければいけません。いつも通りに作ると戸幅が大きくなってしまいますし、建具の中に入る組子・付子とよばれる障子の桟が組めなくなってしまいます。

制作してくれたのは大村選手でしたが、自分の思ってた塗り厚より厚かったらしく微調整したみたいです。

自分が制作してた頃は黒塗りが多かったのでまだ楽でしたが、久しぶりの黒塗りという事で、大変だったと思います。 お疲れさまでした(^-^)

 

画像は2Fのリビングですが、落ち着いた和風空間でセンターには畳も敷いてあります。

建具デザインもシンプルかつ"和"を演出してくれていますが、障子紙ではなく”和紙調樹脂”を使用して耐久性も確保してあります。

”やっぱり和モダンはイイわ~♪ なんたって落ち着く!”と思うのは私だけでしょうか?(^_^;)

天井も吹き抜けで開放感があり、とても素敵な空間に仕上がっていると思います。

 

みなさんも新築される時は”の~~~んびりできる和空間”が1室あってもイイんじゃないでしょうか?

いや、自分の仕事が多くなるからとか変な意味ではなく(-_-;)

 

日曜日の日中から畳の上でゴロゴロするも最高だと思いませんか?(笑)

頭の片隅において、予算の都合がつくようであれば”お父さんの基地”があっても良いのでは?!(^^)!