●ドアリモ(YKKAP)

現状の木調ドアです。

当時は大人気だった木調ドアですが、正直メンテの依頼も結構あります。ドアの反りやパッキンのヘタリなど朝日～富山市まで何件かメンテ工事にいきましたね。

 

雰囲気はアルミドアにはちょっと難しいかな？(私個人の意見)と思わせる温かみのある雰囲気を醸し出してくれます(^^♪

ドアの厚みも50ｍｍほどあり、ドシっと重みのある重厚感が玄関の雰囲気を一層引き立ててくれるんですが･･･やはり木質は耐候性ではアルミに若干劣ります。

 

構造自体は"フラッシュ構造"と言って、木質は表面だけですが内部には分厚い断熱材も入ってるし断熱性能だけとれば一番イイと思います。

 

先ほども言いましたが、長年雨風にさらされると木質部の伸縮やヘタリでどうしても不具合が生じやすいですね。

まぁ、アルミドアにしても柱の動きなどでメンテナンスは必要になるのですが雨風による"くるい"はアルミ製に分があります。

 

 

正直「まだ傷みも少ないし勿体なくないですか？」とお聞きしたんですが、「冬に雪入ってくるんよ～」とのコトで取替えを決意されたようです。

「簡単に玄関の入れ替えできるドアリモってあるんだろ？」と言われたんですが、やはり「簡単に・1日で」の

キーワードは思いのほか効果ありますね！お施主様にとては上位に入るキーワードなんだなと勉強になりました。

 

本体の取替えはホント簡単に取替えできる様に考えられて作られた商品です。

ですが、私にとっては内部(玄関の中)の仕上げに今後の課題が残ってる商品かなって(^^;

内部枠材がちょっと大きくてゴッツい感じになるキライがあります(私個人の意見)

 

で、今回はスッキリとさせる為にウチで木材を加工して(大村選手が)内部の仕上げを施しました。

　

この日は2現場掛持ちになりながらも、１日勝負！ってコトで、ちょっと焦ってまして解体中の画像を撮るのを忘れてしまいましたが、新規枠自体はホント簡単に既存枠内に収まるように加工されています。

 

通常のアルミ枠であればFIX部(左側の硝子はめ殺し)とドア開口部が一体になっているのでナンの問題もないのですが、今回はFIXと開口部が方立により完全に分離されていたので下枠の納まり(仕上げ)に躊躇しましたが、一体にみせる為の下枠巾木なる役物部材も容易されており、いらぬタイル工事やモルタル工事をしなくてよいのもメリットの一つです。

 

私が別の現場でお客様と打ち合わせして戻ってくる頃には既存枠が撤去さてて助かりました。

若干、ドキっとした場面もありましたがポンっと新規枠が取り付けられました。

後はドア本体の吊り込みやFIX部の硝子工事のみです。

なんてイイ商品なんだ！

じゃ～ん!!

どーです？　簡単に取替え完了です♪

 

ドア枠額縁部の青い部分は養生テープです💦

はがすの忘れたままの撮影(^_^;)

 

ドア本体のスリット部は窓でいうタテスベリ窓となっており、錠をしたまま(ドアを閉じたまま)外気を取り入れるコトも可能となっております。(通風機能)

 

断熱性はD2～D4、シリンダー錠は防犯に貢献してくれるディンプルキー、デザイン・カラーに関しても豊富に取り揃えてあります🎵

 

その他にもスマートコントロールKeyなるカードや

ポケットKeyを使用して施錠・開錠できるオプションがあり、大掛かりな工事を必要としない高断熱・高機能の玄関が約1日で施工可能です。

 

ドアリモシリーズには引き戸用も設定されており、

引き戸の方も安心して下さい！ちゃんと...(笑)

 

お施主様からは「ホントに１日で終わるんや」や「おぉ、イイね～」と言って頂き、こちらもホント嬉しかったですね(^^♪　有難うございました！<m(__)m>

 

基本的にですが、外壁も、タイルやモルタル工事もナンもなく"簡単にお家の顔"を変更可能です！!(^^)!

みなさんも、玄関にちょっと不満がでてきたらご検討くださいませ。