● まちゼミあさひ

こんばんは!

先週、8/19は朝日町商工会さんが企画してくださった"まちゼミ"の日でした。

板本木工所は「網戸の張り替え講座」です。

 

当初、講師はイケメン職人"佐渡・大村"の両選手でしたが、家印株式会社様の現場で、八尾の物件の納期が迫っておりまして今回は佐渡選手のみの講師。

 

今回の講座は「張り替えしたい網戸の持ち込みOK」というコトをうたっていましたので、受講者さんは網戸を持参して下さいました。

もちろん、網戸ネット代はサービスです!

佐渡選手も親切に網戸張りの"コツ"を伝えながら、受講者さんも頑張っていました!

ホームセンターの網戸ネットを購入されたコトはあるみたいで、網戸張りは経験済みだったらしいのですが、本職から教わる”コツ”を聞いて「ほぉぉ!らるほど!!」と楽しんでおられた気がします(^^♪

こちらもとても楽しく、そして嬉しい限りでした。

●網目の細かさ

 

まず、基本的なコトをいうと"メッシュ数"でしょうか。

18メッシュ~24メッシュ位がメジャーです。

メッシュとは簡単に言うと、網戸ネットの細かさの単位です。

「1インチ×1インチの中に網が何本通っているか」の単位ですね。

数値が高いほど網目が細かくなるコトがお分かり頂けますよね(^^)

 

 

●ネットの強度

ホームセンターで販売されている網戸ネットには「PP」と「PE」の2種類あります。

PP:ポリプロピレン

PE:ポリエチレン

です。ポリプロピレンの方がポリエチレンより強度(対候性)があり、”PP”の表示をお求めください。

サッシメーカーさんはすべて"品質重視"のPPです♪

 

網戸ネットの破れは「網戸ロープ」との境目がほとんどです!

なにが起こっているかと言うと太陽の熱で網戸ネットは縮み、ネットがピーーーーンと張ってる状態が続きます。

 

そしてネットがもろくなってくると、少しの衝撃や強風などでも網戸ネットを抑えている網戸ロープとの境目からピリピリ~・・・と逝くわけです💦

ですから、網戸ネットを張り替えする場合は”若干”ダブつきを持たせると長持ちします。

ただ、最近のPPネットは余り縮まないのでシビアに考えるコトはないですが"張りすぎ"には注意が必要です。

網戸のフレームが負けて、框が反る場合があり取り付けた際に隙間が生じる場合があります。

 

性格がピシっとした方だと「もっとピンと張れ!」とか言われますが、若干のダブつきで結構長持ちします(^^♪

 

●ネット色

ネットの色も色んなモノがありますね。

サッシメーカーは基本的には"ブラックネット"が主流です。

(オプション扱いで、従来のグレーネットも選択できます)

 

ブラックネットは光を吸収してくれて、お部屋の中から景色をハッキリ見せてくれて網戸が景色の邪魔をしません

従来のグレーネットは"白っぽく"見えて、網戸のある場所と無い場所の違いがハッキリしますがブラックだと気になりません♪

 

ただ、デメリットもありまして"外から室内も見えやすい"というコトです💦

ただ網戸が景色を邪魔しないように、ブラックネット(YKKAPにはクリアネットも有り)が主流となっております。

 

聞いた話ですが、ホームセンターには「外側がグレー・内側がブラック」のネットが販売されているとか。

室内からは外観を邪魔せず、外部からは室内を見えづらくしてくれる網戸ネットとな!?

イイですね~🎵

ただ、問題ないとは思いますが対候性・品質の証明がないのでウチはサッシメーカーより提供されているネットを使用しています。 ネット持ち込みなら工賃のみで張り替えも承りますが。

外観を邪魔しないブラックネット
完成! 破けたグレーネットからブラックネットへ

ご覧の通り、ブラックネットはまるでネットが無い様な感じです。

ネット色の統一感にこだわらないのであれば、日中にお風呂に入られる方などは若干窓を開けて網戸にする時など、グレーネットにしておけば脱衣室を見えにくくすることも可能です。

 

お父さん、久しぶりにしては結構センス良かったです!

 

 

 

網戸張りをキレイに見せるコツは、網目を通すこと。

網目のマスが上下左右、通るように注意しながら張るとキレイにみえます(^^♪

網目がにょ~んと斜めになってると、せっかく張ったネットも垢抜けしないモノとなります・・・。

 

何枚かやってみるとコツもつかんでくると思うので、失敗しながら是非挑戦して頂きたいです!

そして、ウチが忙しい時期にバイトとして網戸の張り替えをお願いします!(笑)