こんばんは!
8月も終わっちゃいましたね(*_*; 早いモンです。
今からどんどん涼しくなって・・・「寒くなりましたね」って挨拶にかわっていくんですよね。
さて、8/30~8/31と全国建具フェア-さいたま大会-に行ってきました。
忙しいなか、北信越ブロックから全国理事の(有)木工房ひらいさん(上市)が運営委員として、また審査員として (株)河島建具さん(砺波)が先陣きって埼玉入りしていました。
ナンのお手伝いもできませんがウチと、紙建具さん(魚津)・高山建具さん(氷見)の3人で視察兼ねての激励にいってきました(*^^)v
お昼ご飯を食べ、会場へ。
さてさて、今年はどんな素晴らしい作品(と言うか、芸術品)に出会えるか!?
ホント毎年、人の手で組み上げたとは思えない様な作品が並んでいるんですよ!(^^)!
この「全国建具組合連合会 理事長賞」をとられたこの作品ですが、「組子細工」とよばれる細かな木材を組み合わせてデザインする技術。
これ、人の手でひとつひとつ組み上げられているんですよ!?
これだけの組子細工をする時は・・・どれだけ日数かかるんですかね(*_*;
高校を卒業して家業に就いた時に、オヤジさんから「組子は髪の毛1本のズレが100個組んだら100本分ズレて絶対に組めなくなる。髪の毛10本分でも組めなくなるから、それだけの精度の技術が必要になってくるんだ」と言われたコトを思い出します。
毎年の事ですが、間近で「匠の技」をみるとホント感動しますよ。
そして、今の自分の技術にちょっと悲しくなるって言うか・・・(+_+)
そして今年の「内閣総理大臣賞」受賞作品。
毎年、この「内閣総理大臣賞」をとるために、全国から「匠」とよばれる職人がデザイン・細工・構成などをほぼ1年がかりで作品にするらしいです。
作品にだけ集中できればイイのですが、仕事もありますしナンだかんだと1年くらいかかるそうですね。
間近で見ると人間業ではないですよ。ホント。
残念なのが、毎年すこしずつ?出展作品が少なくなってきてるのと今年は(今年だけ?)一般公開がなかったらしいです。 毎年一般公開してるのになぜ今年だけ・・・
こんな素晴らしい技術は世間の方にもお見せするべきだと思いますがね。
今後、一般公開があるようなら皆さんも一度は目にしておいた方がイイと思いますよ!(^^)!
すごい世界ですから!
あ、間違ってもウチに「今年の内閣総理大臣賞みたいな建具作ってくれる?」とか言わないように(笑)
気持ちは「内閣総理大臣賞」で対応させて頂きますがね( *´艸`)
今後とも板本木工所を宜しくおねがいいたします <m(__)m>
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