●アルミサッシの種類
アルミサッシにも色んな種類があります。
北海道のような厳しい冬でも快適に過ごせる断熱サッシ。
納屋・車庫などに使用するリーズナブルな価格帯のサッシ。
納屋で生活する訳はないので断熱サッシは必要ないですよね。また九州のような暖かい地方には断熱サッシまではいらない場合もあります。使用条件にあったサッシを選択しましょう。
■アルミサッシのフラッグシップモデル
※樹脂サッシについては別ページを制作中です
新築住宅ではアルミ+樹脂の複合サッシが主流になっています。
窓の外側半分は強度があるアルミを使用し、内側半分を断熱効果のたかい樹脂で構成されています。
YKKAPでいうとエピソード。LIXILではシンフォニーです。
最近ではLow-E硝子を標準としたYKKAP:APW310やLIXIL:サーモスHが増えてきています。
Low-E硝子とは複層硝子の内部に金属膜をふき付けて、鏡みたいな感じの硝子です。
たまに青色っぽい硝子や緑色っぽい硝子をみかけませんか? あれです。
Low-E硝子にも種類があって、断熱タイプと遮熱タイプがあります。
簡単に言うと、断熱タイプは部屋の中の熱を逃がさない仕様。遮熱は外の熱を反射させるイメージです。
西日が強くて困る場合は遮熱タイプがおススメですね。
一般的には全て遮熱タイプで統一されてるのが多い様ですが、硝子も用途・条件にあわせて選択されても
よいかと思います。
どちらも似たような構造ですが、APWでは硝子とサッシの框が溶着されています。
従来は硝子をゴム(ビート)で巻いてサッシを組むのですが、硝子と框が一体化されてスッキリとした感じ。
中連窓には戸先錠がつき、窓を閉めれば勝手に施錠してくれます。 鍵のかけ忘れ防止にもなりますね。
センターの框にクレセント(錠)が無いのでいっそうスッキリ感を演出してくれます。
サーモスⅡ-Hでは、障子の框を枠にのみ込ませてなるべく框をみせない構造となっています。
引違い窓では障子が重なる召し合わせ(センター)部の框のみ見えます。
FIX窓については、まるで壁をくり抜いた様な錯覚をおこすほどです! 使い方によっては、外の景色が
絵画となり、毎日ちがった”絵”を観れるのが楽しみになるかもしれませんね!